2020年02月05日

イラン高原のラスター彩

皆さん、ご無沙汰しております

しばらく体調が悪く陶芸をやすんでいました
そんなときでも陶器は見ているとやはりいいもんですね

ジンワリと土の感触がよみがえり、心の深みから安堵感がふき出してくる
。・・・ですよね。

イラン高原のラスター彩

中東を見るとアメリカがイランと戦争を始めそう
あかんあかん、歴史の審判が何をか語らんですね

イランはペルシャラスター彩の陶器の宝庫
何んとしても貴い文化を戦火に散らしてはあきません・・・
ラスター彩って古代の色だけど、復元したのは日本の
人間国宝の加藤卓男さん、三彩花器などすごいんよ


イラン高原のラスター彩  イラン高原のラスター彩


  イラン高原のラスター彩


さて、今年も我家の庭先に可愛い訪問客が来ました。
ミドリのコートを着て目の周りを白く化粧したメジロ夫婦
暖かそうな黄土色の襟巻をしたジョウビタキ
カツカツ、ヒイヒイと、人懐かしいやつ・・・
火焚きから命名となったそうですよ

イラン高原のラスター彩

12月には庭のサカキの紫色の実を食べにカワセミ
が来てくれたんです
その背のコバルトブルーの鮮やかなこと
うっとりするものでした


イラン高原のラスター彩  イラン高原のラスター彩

イラン高原のラスター彩


伊賀窯の会員を体調不良だったので、3年前に辞めました
鎌倉、奈良、三重、愛知、滋賀など
から集まる個性豊かなメンバーでした

窯開きの感動はいまでも忘れません
秋には全山紅葉で埋まり、会食の際には季節の
美味に堪能したり、足腰の痛みを抱えて
薪割りに体力を使いました
やたらと懐かしいなあ・・・にわとり

イラン高原のラスター彩 

 イラン高原のラスター彩

イラン高原のラスター彩


これからは
織部、黄瀬戸、白化粧、錆黒マンガン窯変
など焼成実験をしながら
シンプルでプリミティブな土と向き合っていきますね

今回は白化粧でジンワリした感触が少し出たかな、
弁柄をいれて、めくれも出ましたが、削ったら面白くなった
ような気がするね フムフム

イラン高原のラスター彩  

イラン高原のラスター彩


錆黒マンガン窯変釉は錆た質感が出るといいんだけれど
ボーメ濃度が濃すぎました、でもヒントがありそう。

なかなか思うようにはいかないですがボチボチと着実に
楽しみながらね

  イラン高原のラスター彩

  イラン高原のラスター彩  イラン高原のラスター彩


庭にはクリスマスローズ、スノードロップが咲き始めました
今年は少し早いんじゃないかなあ

イラン高原のラスター彩


チューリップ、デビッドオースティンのつるバラの赤い芽も膨らんでいます
ミドリの鮮やかなスイートピーのつる芽も畑に育っていますよ

春は確実にすぐそこまで来ているんですねiconN12

イラン高原のラスター彩  イラン高原のラスター彩

   イラン高原のラスター彩  イラン高原のラスター彩
  

御影土で丸いかわいらしい茶碗を作ってみました
高台のお尻をきゅっと狭くして
白、ベージュ、グレーのマット釉を乗せ、シンプルなもの・・・

イラン高原のラスター彩

イラン高原のラスター彩  

イラン高原のラスター彩 

 イラン高原のラスター彩
 
では、皆さんお元気で・・・。

不器用者の兎に角あきらめない執念、継続への熱意は名人を超えるんですね。
それは明日のこころだー・・・・・花束










Posted by ムク at 21:38│Comments(0)
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